- 地元に愛され続ける酒を目指す、良か人と良か酒を育む蔵のブランドデザイン
- 株式会社 杵の川 様
杵の川トータルリブランディング
元々4社が合併した酒造メーカーのため、合併時につくった杵の川というブランドと以前から継承している各ブランドがあり、ブランドの位置づけが社内的にも混乱している状態が続いていました。そこでこの度、社名でもある「杵の川」をリブランディングし、弊社でロゴ含むラベルデザイン、販促物デザイン、また店舗デザインと、トータルでかかわらせて頂きました。
「杵の川」の書は、地元の書家さんに新しく書いて頂き、諫早と長崎の名所「眼鏡橋」をイメージしたロゴを配置し、統一感のあるラベルで展開しています。地元に愛される蔵であり続けるために、「よか人とよか酒を育む蔵」をキャッチコピーとしています。
しっかりとした目指すべきブランドを確立させることで、社員皆さんの士気も高まり、これまで以上に想いを共有することができるようになりました。例えば、製造においては、ブランディングで良いお酒を定義つけることで品質が向上し、数々の賞を受賞するようになりました。営業では、ラベルも一新し、なぜ、このラベルなのか?どういう想いでやっているか?というのがはっきり言えることで、自信をもって提案できるようになっています。また、杵の川としての振る舞いを決めたことで、考え方のベクトルがあって、社員のモチベーションが上がり、採用においても好影響をもたらしています。
コーポレートロゴマークのモチーフである眼鏡橋には『地元の誇り』『地元を愛する』『地元のために』の想いと、もう一つのモチーフであるインフィニティマークは『永遠に良い酒造りをし続ける』『愛され続ける』という意味を込め、杵の川様のブランドアイデンティティを体現したロゴマークとなっています。パッケージデザインもすっきりとしながらも杵の川の酒であること、誠実な酒造りであるということを表現しました。