ご紹介事例：ブランディング、パッケージデザイン

今回の事例は、京都で宇治抹茶を取り扱っている都茶寮様の新ブランド「thé to thé（テトテ）」。ブランディングからクラウドファンディングに至るまでをご紹介いたします。

現代は家族構成や地域との関わり方など生活様式の変化や、ペットボトルのお茶の普及で茶葉からお茶を楽しむ習慣が急激に少なくなりました。それに危機感を抱いた都茶寮様から現状をなんとかしたいというご相談を受けたのがキッカケでした。

実際に本場のお茶を飲ませていただくと、種類も豊富でこれほど味に違いがあるのことに驚きました。もう一度このように美味しいお茶を生活一部にしてもらいたい、という都茶寮様の思いを形にするために、まず初めに行ったのがブランド戦略検討会。

シュンビンがまとめ役となり、お客様と一緒に自社の強みやターゲットを徹底的に掘り下げます。一般的にはお茶の知識がないという前提で、新しくお茶を楽しむシーンを創造するということに行き着きました。導き出した都茶寮様のターゲット像は「高品質な商品を求める30代〜40代の働く女性」でした。

それに基づいて生まれたのが、マイボトル専用のティーバック「thé to thé」。忙しい朝でも水かお湯に入れるだけで、お茶の芳醇な香りと味を一日中楽しむことができます。急須がなくとも本格的なお茶を入れることができる、現在のライフスタイルに合わせた商品です。

商品の完成後は、市場での反応を見るためにクラウドファンディングサイト「Makuake」へ掲載をしました。オフィスワーカーの一日を具体的にイメージし、日々のストレスを和らげるアイテムとして掲載内容を企画。ただのお茶ではなく、忙しい毎日をサポートしてくれる力強い味方として打ち出しています。

サポーター集めに苦戦している企業が多い中、スタートからわずか数時間で目標を達成。一週間で100名以上を獲得しました。支援金額も目標を大きく上回り、5月2日時点で約9倍の実績となりました。6月1日まで掲載を行っていますので、ぜひご覧ください。

今後はクラウドファンディングでの反応を分析し、オンラインショップを6月中にOPENいたします。SNSやクラウドファンディングを成功させるには、ノウハウや知識はもちろん、意図的に付加価値を高めることがポイント。弊社では、ブランディングから販売方法まで一貫してご提案できるのが強みです。新たな取り組みをお考えの方は、お気軽にご相談ください。