いつもお世話になっております。
シュンビン(株)の塚本です。
働き方が多様化する昨今、
時間の使い方を重要視するニーズが
消費行動にも現れています。
今回は、時間を軸にした価値について考えてみます。
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。
■ 「時短」の先の価値
時間に対する価値観を裏付けるように
カット野菜や時短家電の需要は高まっています。
共働きの我が家も、
お金で時間を買っていることは多いです。
例えばデリバリーサービスもその一つ。
積極的に利用するきっかけとなったのは、
出前館のこんなCMでした。
「毎日、かあさん。ときどき、出前館」
このメッセージでは、時短の先にある、
子どもと過ごす時間を提案しています。
出前は手抜きというイメージから、
価値ある時間を生み出すものとして印象づけました。
■ 「特別な時間」の伝え方
商品を購入することで
「時間を特別なものにする」
という価値の伝え方もあります。
「オトナマルシェMiAppe!」は、
生ハムやワインなどを販売するオンラインショップ。
自分へのご褒美にピッタリな
厳選された商品を扱っておられます。
しかし、日本の家庭では馴染みの薄い商品もあり、
商品単体の画像や説明だけで魅力を伝えるのは難しい。
そこでワインを片手に商品を囲む場面や、
美しく盛り付けされた食卓など、
消費シーンを連想させる画像で
商品がもたらす優雅な時間をイメージさせています。
<参考>コラム「生ハム原木がある暮らし」
■ 時間の価値を発信する
ただ商品のスペックを並べるのではなく、
手にした消費者に
どのような時間をもたらすのかを示すことで、
商品価値は消費者に伝わりやすくなります。
パッケージやキャッチコピーはもちろん、
Webサイトやパンフレットで使う画像においても、
もたらす時間をイメージできる1枚を掲載することで
消費者の心をぐっと掴むアプローチになるのです。
いかがでしたでしょうか。
商品の魅せ方において、
少しでも参考になりましたら幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。