シュンビンカラーのライン

発行元:シュンビン株式会社

シュンマガヘッダーのコピー
 

いつもお世話になっております。
シュンビン(株)の塚本です。

 

今回は三重県の日本酒蔵元、

河武醸造株式会社様のコーポレートサイトをご紹介。

KAWABU_FV

リニューアルによって、既存の酒蔵のイメージを覆す意欲的なWebサイトへ。

 

なぜこのようなデザインが生まれたのか?
デザインの意図から、魅力発信のポイントを考えます。
ぜひ最後までご覧いただけますと幸いです。

 


■ 「らしさ」をベースにした新しい魅せ方

 

伊勢神宮のお膝元で代々酒造りをされるクライアント様。

 

伊勢の魅力、企業のコンセプトを深掘りした新ブランド「SHIKI」が、
特にハイエンドな消費者から高い評価を受け、
コロナ禍でも順調に売上を伸ばしておられました。

SHIKI_1
SHIKI_FV

【参考】SHIKI ブランドサイト

「SHIKI」とは違う層へ、日常的に味えるブランドを。
こうして新ブランドのプロジェクトが立ち上がり、
企業名と同じ名前の日本酒「KAWABU」ブランドの
ブランディングがスタート。

ブランドイメージを統一させるため、
コーポレートサイトのリニューアルに乗り出しました。

 

「河武醸造らしさ」をベースにしながらも、

「そもそも、日本酒業界はこのままで良いのか?」
「新しい表現はないだろうか?」という視点でブランドの方向性を検討。

 

風土やSHIKIのイメージをふまえつつ、

あえて「味」ではなく

「ライフスタイル」に寄り添う方針を打ち出しました。

本来であればメーカーとしてアピールしたい

造りや素材の専門的な話は避け、
新しい切り口でアプローチしています。

KAWABU_4

【参考】KAWABU コーポレートサイト

 

「女神」「美」をキーワードにしたブランドイメージ。
まるでアパレルブランドのような
お洒落で神秘的なWebサイトが生まれました。

 

 

■ 尖らせて語らせる、ブランド戦略

 

奇をてらうことだけが正解ではありません。
大切なのは、ブランドストーリーを定め
それを正しく表現すること。
ブランディングでは、「らしさ」をベースに
どこを尖らせるかを選択します。

 

その尖らせた部分が、
バイヤーや消費者の興味を惹きつけ、
他の人にも話したくなる、
セールスストーリーとなるのです。

 

KAWABUの場合、
伊勢という土地から神話に着目し、
日常に溶け込む、非日常的な「美」を際立たせました。
「神秘的な美しさ」という一貫した世界観を
パッケージやWebサイトで作り上げ、
ブランド認知を高めているのです。

 

 

いかがでしたでしょうか。
伝統産業の魅せ方として、
少しでもご参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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新サービス「らしさブランディングラボ」は、チーフデザイナー・笠井永充を中心としたクリエイティブチーム。クライアント様の「らしさ」にフォーカスした、息の長いブランドづくりをご提案します。これまでに手掛けたプロジェクトや詳しいサービスは、ぜひ下記バナーよりご覧ください。

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