シュンビンカラーのライン

発行元:シュンビン株式会社

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いつもお世話になっております。
シュンビン(株)の北池です。

 

今回は、常識にとらわれない発想で生まれた、
異色の日本酒ブランドの事例をご紹介します。

 

是非最後までご覧いただけますと幸いです。

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■ 水の価値を高めたい!前代未聞のチャレンジ

 

安曇野ミネラルウォーター様は天然水の販売を主事業とする企業です。
コンビニエンスストアやドラックストアへ高品質なミネラルウォーターを
納入するなど、順調に事業を伸ばしています。

創業は約10年前。
当時は課題が山積みで、水の採掘にすら苦労しました。
その後、努力が実を結び、安定した財務基盤を構築。

次のステップとして、代表の新井社長が構想したのは、

水の価値を上げること。
水という限りある資源を繋ぎ、その力を活かして、

日本の伝統文化を継承していきたい。
プロジェクトは安曇野の水と日本酒のコラボレーションに決定。
お酒造りは京都の老舗酒蔵、招德酒造様が担います。

 

通常日本酒は、地元の水と米で造るため、
業界の常識を覆す挑戦的なプロジェクトとなりました。

 

■ 運命的な出会いを表現するためのワークショップ

 

安曇野ミネラルウォーター様と、
チーフデザイナーを筆頭としたシュンビンメンバーで、
ブランディングのワークショップを約20時間実施しました。

今回の日本酒は洗練された安曇野の水と、

京都の良質酒米「祝」を使用した純米大吟醸。
市場機会やターゲットを分析し、
特別感や高級感が伝えられるように検討を重ねました。

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ワークショップから3ヶ月を経て出来上がった日本酒は、
「mine(ミネ)」と名づけられました。
「アルプスの峰」「最高峰を目指す新井社長の姿勢」「ミネラルウォーター」、
さらにユーザーに「私のもの」と感じてもらいたいという想いが込められています。

 

ブランドを体現するメッセージは「SAKE MEETS WATER」。
本来つながることのない安曇野の水と京都の伝統技術が、運命的に出会う。
今回のチャレンジの価値を示しました。

 

これらを表すデザインとして、

水の揺らめきと山の稜線を繊細に重ね合わせました。
水の魅力と自然の荘厳さ、そして運命的な出会いが、

見た人全てに直感的に伝わります。

 

ネーミングとメッセージ、デザイン全てに一貫性を持たせることで、
今までにない特別な日本酒に仕上がりました。

 

 ■ デザイン自体が物語となり、未来へつながるスタートへ

 

mineは、2022年7月より数量・取扱店を限定して販売。
特に著名人が集う高級和食料理店では、
高評価をいただき、順調に取引先店が増加しています。

 

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新井社長はmineを紹介される際に「デザインが全てを語ってくれる」

とおっしゃいます。
水の力を活かし、日本の伝統文化を継承したい。
想いが詰め込まれたデザインそのものが語り部となりました。

 

安曇野の水が旅をして、
まるで恋人のように京都の伝統技術と惹かれ合う。
土地から土地へ、人から人へ。
この先もっと多くの出会いが生まれ、
水と日本酒の未来はさらに広がっていきます。


事例紹介ページではmineの軌跡、デザインのこだわりを
さらに詳しくご紹介しております。
是非ご覧ください。


【安曇野ミネラルウォーター様事例紹介ページ】

  

【参考】日本酒 mine  公式サイト

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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シュンビン株式会社 https://www.shun-bin.com 〒612-8235 京都市伏見区横大路下三栖東の口1-3

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