PRESIDENT BLOG

2025.06.16 イノベーションのこと

テーマを決める

かねてより、顧客が良くなれば、シュンビンもよくなるような連動する仕組を創りたいと思ってきました。今でも、その一部はできていると思うのですが、それをさらに、高度化した「イノベーションを創り、ブランド化し、そのブランドについては先方の企画部を代行する形で成功報酬にする」というビジネスがはじまっています。そして、このビジネスは業種を選ばずにできると思います。

私が社長になって24年、会社が成長してきて、こういうことをチャレンジできる力が会社についてきたということだと思います。幸せなことだと思います。

しかし、このビジネスの肝は、そのブランドのテーマを決めるということだと思います。そのテーマとは、その会社や代表者の想いなどを踏まえ、どこで社会に貢献するか?というようなことです。

例えば、シュンビンの場合は、「中小企業のチャレンジ、イノベーション」によって、社会に貢献しようとしています。そのテーマがあるからこそ、色々なことはありながらブレずにきたと思います。

現在、我々が提供している、ブランディング、デザイン思考、インナーブランディングなど色々なワークがありますが、すべて、テーマがまずあって、それをどうするか?という域を超えていないと思います。これはシュンビンだけでなく、どの会社もそうだと思います。

デザイン思考などもそうですね。テーマがあって、そのテーマの具体的なビジネスをどうするか?ということでワークがあるのですから。

でも、実は皆さんテーマがないんです。いや、もしくは、テーマがあるんですが、それは時代と共に、そのテーマが通じなくなってきているのかもしれません。

例えば、戦後、3種の神器や3Cといわれて、生活を豊かにする物が安くで家庭に供給できるという使命が多くの会社のテーマであったと思うのですが、それが時代によって変化しているのですが、そのテーマを再定義することなく、今もそのテーマを変えずに方法論だけを変えているという状況ではないでしょうか?

私は、自分の経験から、このテーマが決まった時点で、すべてが決まると思っています。だから、今回、このテーマを決めることからビジネスをスタートさせているというのは意味があるんです。

自分の会社のテーマを決めることすら難しいのですが、顧客のテーマを決める支援をするという事業のもっとも大事なところに携われることにやりがいを感じます。とにかく、目の前のご縁があったお客様で期待いただいている仕事を、今までのワークなどを駆使しながら、最後は神の啓示をえて、必ずテーマをだしたいと思いますよ。

そして、それを仕組化して、中小企業のチャレンジ、イノベーションに貢献していきたいと思っています。そのことでシュンビンを唯一無二の会社にしていきたいと思います。