PRESIDENT BLOG

2021.04.19 その他

アフターコロナの努力

最近、スポーツで大変印象深いことが二つありました。このようなコロナ禍の中ですが本当に明るいニュースです。一つは、池江璃花子さん、白血病からの復活はすごいとしか言いようがないですね。そして、彼女が言った言葉は、「努力は嘘をつかない」というものでした。これには説得力がありますね。

もう一つは、マスターズの松山選手の優勝です。これはゴルフを少しでも知っている方なら凄さがわかりますが、本当に快挙ですし、インタビューの方、解説の中島さんや宮里選手が泣いていたのが印象的でした。松山選手も本当に10年間ずっとアメリカで苦労されて、努力されて、この栄光をつかむことができたと思います。

この二つを通じて、本当に努力って素晴らしいなと思います。これで、オリンピックに反対していた人も変わるんじゃないですかね。

アフターコロナで、新しい働き方が今後日本でも進んでいくと思います。我々もコロナ禍を通じて、それを積極的に受け入れていくつもりです。

そこでは、考え方を変えないといけません。長い時間を働くのでなく、とにかく生産性を上げる。弊社でいうと時間当たり付加価値ですね。

そして、共働きのご家族がほとんどですから、もちろん、共働きではないとしても、家事などもシェアして、そこも一生懸命に努力する。仕事だけでなく、そういうことが必要になりますし、会社としても、そのようなことを支援できるように変わっていかないといけないと思います。

いずれにしても、仕事も家庭も真摯に地味な努力を積み重ねることで人格が磨かれていくと思っています。

日本を戦後占領したマッカーサーは報告書の中でこのように言っています。「歴史上どの時点においてか、日本の労働者は、人間は怠けているときよりも、働き、生産しているときの方が幸福なのだということ、つまり労働の尊厳を持っていました。」と。

ただ、今後は働くということ努力するということを広義にとらえないといけません。生産性を高め、ジェンダーで、家庭でも一生懸命に働く、そのような価値観の変化をし、人の為に働くこと、地味な努力を積み重ねることを精一杯する。努力は、時代は変わっても、人間を幸せにすると思っています。