PRESIDENT BLOG

2022.06.06 イノベーションのこと

イノベーションを共に創る

シュンビンのブランドビジョンを「イノベーションを共に創る」としました。ブランドビジョンは、将来のシュンビンが目指していく姿です。つまり、シュンビン自身もシュンビンのお客様も、イノベーションを生むような機会に、より特化していくということです。

イノベーションといっても技術革新のような特別なものではないです。以前、ドラッガーのイノベーション7つの機会でも言ったように、すでに起こっている変化又は起こりうるであろう変化を見つけ、自分や顧客をそれに適応していくように、自ら又は自分たちの商品・サービスを変えていくということです。

「イノベーションを共に創る」ために、どういう方と共に創るのかというその傾向を考えますと、やはり、その組織のトップがイノベーティブな方でないといけないでしょうね。

これは何もクリエイティブということではないです。その組織のトップが、理想(欲)を強く持っているということが、一つ目の条件かなと思います。いい意味での山っ気といいますか。リスクがあっても、飛び込んでいける方、理性的な判断ができる中でもチャレンジする勇気がある方でしょうね。

実は、私、賭け事というのを一切やりません。昔は、人に教わって、競馬とかもしていましたが、社長になって馬鹿らしくなってやめましたね。人生自体が大きな賭けなので、余計なところで、運を使いたくないというか・・でも、事業は自分の人生を賭けるものですが、ギャンブルではないです。会社として、負けてつぶれるなら、それは負ってはいけないリスクです。会社、社員を守る中でチャレンジするということです。

とはいえ、何があるかわからないのが人生ですから、そういう意味で人生を賭けているのは変わらないです。すべての債務に代表者が保証しているわけですから。(上場したら、債務保証は、全部外れますが)

次に、これも組織のトップの資質になるのですが、素直な方でしょうね。これは、どちらかというと、うちからみたという意味です。例えば、本当に、すごい成功をした方、スティーブジョブスとかは、すごいクセを持っているわけじゃないですか。でも、我々凡人が真似してはいけないと思います。一部参考にしてもいいのですが、クセが強いのは真似てはいけないと思いますね。

自分が見えていなくて、クセが強い人が、よく経営者にもいますよね。これ、本当に厄介です。それよりは、素直で私たちの言うことも聞いていただける方、そういう人が、私たちがイメージするパートナーの条件かと思います。