PRESIDENT BLOG

2022.03.28 シュンビンのこと

シュンビンの会計について

シュンビンの経営理念は「全社員の物心両面の幸福と世の中の貢献」です。これは、すべての社員が、キャリアップし、この会社にはいってよかったと思っていただく、そのために、どのポジション役割の人でもチャレンジをしていただきたいと思っています。そういうと、営業や製造についてはいいですが、総務や経理はどうモチベートしていけばいいのか?というような意見をよく聞きます。私は、一緒だと思っています。

シュンビンの場合は、そういうものを総称して経営管理課という部署になっています。社長スタッフ部門と考えていただければいいかなと思います。社長と評価が一緒なので、この課の評価は、全社の実績と連動します。

シュンビンも新事業がベースでほぼ一人からリスタートしていますので、最初は、この部門は私が中心でした。しかし、これが大きく変化したのは、2016年から採用している「アメーバ経営」の導入です。これは、私、究極の管理会計システムと思っていまして、会社の土台ができましたし、恐らく、成長しても、システムとして変えなくてよいというのが優れたところです。また、我々が大事にしているフィロソフィと連動し、人事考課システムとも連動しているので、一貫性をもった仕組みをつくることができています。

しかし、これをするために、相当な負荷が管理部門にかかり、人員も、それ相応にいります。そして、今回上場するにあたり、アメーバ経営は、管理会計ですが財務会計を監査法人に監査してもらいながら、各種専門家も顧問契約を締結し、対応するというステージにいっています。

管理会計が、経営者の意思決定を支援する仕組みに対し、財務会計は株主や金融機関などの意思決定を支援するものであり、同時に、会社のディスクージャー、コンプライアンスを強めるものです。ここは、制度に基づいたルールの徹底ということが焦点です。今までの財務会計はどちらかというと税務のためでしたが、これからは、制度会計、しかも、国際的な会計基準に沿わないといけません。

アメーバにしても、上場にしても、身分不相応だとは思っていますが、シュンビンという会社を素晴らしい会社にしたい、ゴーイングコンサーン、継続する会社にしたいということからチャレンジしたいと思っています。