PRESIDENT BLOG

2021.10.04 シュンビンのこと

ファンド制度

シュンビン流ファンド制度というものを検討しています。これは、シュンビンが中小企業の企画部を代行する会社になるための、一つの究極の姿かもしれません。というのも、お客様が成功したら、シュンビンも成功するというビジネスモデルをつくるというのが肝になってくると思うからです。

今は、一部できているところもありますが、十分ではありません。それをさらに精度を高めたい。もう一つは、イノベーティブな事業を支援したいということがあります。これからの社会は、よりイノベーションが望まれると思います。そのような社会で、デザイン思考など、デザインの力が必要になっていきます。

顧客は、事業自体のイノベーティブな事業にしていく経費もいりますが、それを同時並行で、ブランド戦略を実行していく必要があり、経営資源が乏しい中小企業において、負担になります。それを資金面からご支援したい。

とはいえ、今は、融資自体が低金利で、資金提供する意味はないという見方もあります。これは、ある意味、我々にとっての覚悟です。支援する事業に対してリスクをシェアするということなので、必ず成功させないといけない状況にします。また、顧客から見れば信用になります。顧客との信頼関係というのが成功への鍵だと思います。

ですので、普通のファンド制度ではないです。配当やキャピタルゲインよりも、コンサル代金と組み合わせ、成功報酬型に近づけるというようなところです。株も議決権のないものにします。ただ、具体的なコンサル費用とかルールはこれから固めていきます。

また、今後、上場したいと思っているので、お金の流れとしては、私たちに投資していただいたお金が、私たちが目利きし、軌道にのるまでマーケティング的なところを手伝った事業・得意先に流れるというのは、お金の活かし方という意味でも有効かと思います。イノベーティブな事業への変換は、これからの日本にとって最重要課題でしょうから。そういう好循環を生み出す可能性のある事業でもあると思っています。