PRESIDENT BLOG

2021.11.01 シュンビンのこと

フリーアドレス

シュンビンがフリーアドレスになりました。自分の席もないし、固定電話もありません。今のころ、社員の努力もあり滞りなく移行できています。コロナ前では信じられないような変化の速さです。

振り返れば、コロナ以前は、ここまでは思っていませんでした。ちょうど、去年の3月にサテライトオフィス規約という就業規則を用意して在宅も試験的にやってみようと思っていました。少しずつ、試験的に生産性を確かめながら、会社の承認をえながら進めるということです。正直、そのときは、私も、あまり、積極的ではなかったです。

なぜかというと、やはり、会社に来ないと、チームワークも取れないし集中という意味でも生産性が落ちるのではないかと思っていたからです。しかし、このコロナ禍がすべてを変えました。在宅率を高めるために、とにかく、なんとかして在宅を増やし、車通勤もOKにし、午前午後で在宅にしてもよく移動時間は就業時間に今はしています。会社を守るために、コロナにならないようにということで、ここまでやってきました。子供さんのことやペットのことなども議論になりましたが、実質、許容の方向にいきました。

自分自身も、在宅をしました。それで、思いました。これも悪くはないと。生産性も落ちたという感覚は今のところありません。そして、今後の社会、シュンビンという会社の個性などを考えノマド化へ積極的に大きく舵を切りました。フリーアドレスはその一貫です。来年の4月からは就業時間がより柔軟になります。(7時~22時で自由に働いてよい。)

しかし、やはり負の側面はあります。新入社員はコミュニケーションがやはり取りずらいですし、コンパ(お酒の会)もできないので、人間関係が希薄になります。ルールも一旦はなんでもありにしていましたが、今は、経営管理課にアフターコロナに向かって、新ルールを整備するように話していますし人とのつながりという課題も、これから、考えていかなければなりません。意図的に機会をつくるように。

今、コロナが相当減ってきていますが、もう元には戻らないですね。新しい時代を生き抜くために、シュンビンという会社らしく、どうあるべきかを考え、方針を示すことで、道を照らしていきたいと思います。