PRESIDENT BLOG

2020.08.24 ブランディングのこと

ブランド価値の評価

シュンビンの今後の展望として、クライアントのイノベーションを伴う新規事業を開発すると同時に、そのブランディングもするというのが、我々が最もやっていくべき仕事だと思います。

ただ今の時点では、やはり、ブランディングをしたいというクライアントが多いと思います。先日、ある得意先でブランド価値をどう測定すれば良いか?結果がでなければ意味がないのではという話がありました。

もちろん、その通りですが、例えば売上が上がったとしても、それが本当にブランドがプラスになったからかというのが検証が難しいですよね。

ブランドは無形資産です。人材も無形資産で数字では測れませんが、それと同じですね。人材も重要で会社の業績に大きい影響がありますが、それは数字であらわすのは難しいです。

一般的には、株価や時価総額などで算出する企業価値から投下資本を引いた無形価値が基準となるということですが、それは実態をあらわしてないんじゃないかなと思います。

まあ、全く違うこともないですが・・それと中小企業では無意味な数字だと思います。

また、もう一つ難しいのは、ブランディングが長期的な効果を期待するということです。このように、測定するのが難しいので、どうしても、する側の感覚的なもの、忍耐力などに依存します。無駄なことをしている場合もあると思いますよ。

でも、その中でも、できるだけ合理的に仮説をたて、それを実行していくことで肌で効果を感じていただくしかないかなと思います。

ブランディングが効果があるのは間違いと思いますし、今後、情緒的価値を重視されていく中で、ブランディングの重要性は、ますます高まっていくと思いますので。