PRESIDENT BLOG

2022.05.30 その他

人間の本質を知る

前回、最終判断において、広く、深く、思考を持つことが大事と言いました。その中で、人間の本質を知るということをお話ししました。ここを少し深く掘りますね。結構、ここ大事だと思うからです。

なぜなら、経営している自分、構成している社員の方、顧客、協力先もすべて人間ですから、人間とはどういうものか?を知らないと、偏った損か得かという最悪の判断をしてしまいます。

人間の本質は、真善美です。ですが、これだけだと、自分を守れないので宇宙の創造主は人間に本能というものを与えてくれました。この本能が、人間の苦しみにもつながります。

この苦しみを離れ、真善美を本能とのバランスの中でいかにだしていくか?これが人間が成功するか?幸せになれるか?と基本密接に関係しています。これは、他人のマネジメントという観点でなく、自分にも当てはまると思ってください。例えば、弊社では徹底したガラス張りの経営をし、公私の区別をしていますが、これは、社員に間が差さないようにというのもありますが、一番はトップである自分自身のためです。

社長というのは一番勝手にできますからね。人間の心というのは、移ろいやすいです。一度、良い心をもっても、悪くできる余地を残しておけば、なんらかの理由をつけてやってしまう、また、そのちょっと、ということの繰り返しが大きい間違いをつくっていきます。

社員も自分も信じていないわけでなく、人間というのはそういうものであり、逆にそこを見える化しているというのも、人間は、人の目が気になるという本能を逆に利用しているわけです。つまり、人間の悪いところを出させないようにし、人間の本当の本質、真善美がでやすいようにする、それが優れた仕組みだと思います。

また、人間というのは、自分が一番大事なんですね。アメリカで一番使われている言葉は、「I」らしいですね。つまり、日本でいう「私」です。これは日本でも世界中でも同じではないでしょうか?私はよく顧客は、自分にとって何をしたいか?を知りたいのだと言ってますが、これは否定しているわけでなく、それが当たり前なんですね。社員も自分の報酬が高いと思っている人は一人もいないらしいですからね。ここがわかると、人を許せることができるようになり、鳥瞰して物事が見えるようになります。

自分のことを優先する延長線に、例えば、会社経営とかですと、これは自分の会社自分の仕事なんだと思うことで、責任感がうまれ、自分を高めることにつながっていきます。これと全く関係なく、世のため人のためということになり自分の周囲が見えていないとふわついたものになります。

ですが、このような責任感も行き過ぎると執着になり、他人を自分の所有物のように思ってしまう。親子関係などでありがちだと思いますが、そういうことにもなります。だから、結局はなんでも過ぎたるは及ばざるが如しで、どれだけ、本能を利用し自分や会社をコントロールするか?それは人間の本質を理解していないと結局はとんでもない手をうってしまう。それを自分の中で理解するには、やはり経験は必要だと思います。経験を積んで、そのへんの知恵が得られるようになってきます。