PRESIDENT BLOG

2021.03.22 シュンビンのこと

実力主義で組織運営する

また、人事考課の時期がやってきました。シュンビンでは課によって違いますが、概ね成果30%、重要業務30%、知識・技術16%、考え方24%という配分で評価しています。

これはでも、点数で、自動的に決めているわけではなくこれを一つの指標として、プロセスを見ながら昇給の判断をしています。

昇格については、この中でも考え方を重視します。シュンビンでは、実力主義というフィロソフィがあります。ここでいう、実力者とは、高い人格を持ち、組織運営能力がある人です。

いくら能力が高くとも、周囲を引っ張っていったり、まとめていくことができないなら、組織としての成果を上げることもできないし、正しく経営する、周囲が自分の力を発揮できるように導く、それも、無私の心でないとできないです。

西郷隆盛は、このように言っています。 「功ある者には禄を与えよ、徳ある者には地位を与えよ」と。
これがまさしく実力主義です。

近年、コロナ禍で在宅などにもなり、成果のみを見ようというような気風もありますが、これは慎重になるべきだと思います。業種によっても違いますが、シュンビンの場合はチームで動くので、その人だけの成果というのははかりずらいところもあります。

成果によって報酬を上げるのは、ある程度はみてあげるべきでしょうね。でも、地位をあげるには人格がいります。

中長期にみれば、人格がある実力者が報酬が高くなる。そういう仕組みがいいと思っています。中にいる社員の為にも。