PRESIDENT BLOG

2020.10.05 イノベーションのこと

起業家の資質(シュンビン流)

先日、集客の部署に起業家精神のある方にイノベーティブな事業を一緒に立ち上げることを今後していきたいので集客してほしいと頼んだところ、私が考える起業家精神の要素とはどういうものか?という質問を受けたので20項目ぐらいをあげましたので下記します。

1.情熱がある人
その新しい事業については誰よりも熱意があるというような人。
2.すぐに諦めない人
新しいこと、特にイノベーティブなことは必ず困難にあたります。困難に遭遇しても成功するまで諦めないという人。
3.ポジティブな人
物事を必ずプラスに受け取る人。考え方によって周囲の状況は変化します。
4.仕事が好きな人
趣味を否定するわけではないですが、新しいことというのは命がけですから集中しないとダメで、そのときに趣味をしているようではどうかと思います。
5.素直な人
視点を変えてみるというのはいいのですが、物事を最初から斜めに見てしまったら、物事の実相が見えません。素直な心が成長の原動力であり、新しいことをする絶対条件です。
6.勇気がある人
第二創業などは特にですが、新しいことをすると組織の中での、あれは何をしているのかという孤独感に合います。孤独にも耐える勇気が必要です。非難をあえて受けれる腹を括れる人。
7.人を信じることができる人
新しいことは人の助けが必要です。それは社外の場合もあります。時と場合ですが、この人と思ったら、信用するという覚悟がある方。
8.人間の可能性を信じることができる人
自分ということでなく、人間には無限の可能性があるとを信じる、人間の潜在勢力の理解などが必要です。
9.自分の意見に固執しない人
大きい戦略があっていれば細部の戦術面は任せることができる人でないといけません。一般的には現場のことは現場の人の方が知っています。
10.良い意味で山っ気がある人
日本初とか、世界進出とかだとやる気が出るような人。世間に自分や自社を表現したいというような心を持てる人
11.こうなったらいいなあというような理想を持てる人
上に似ていますが、夢想家ですね。こんな世の中になったらいいなあとか、こんな会社になったら最高だなとか夢を持てる人。
12.ビジョンを社内外に示せる人
夢を言葉にでき、それを発信することができる人。人の心に火をつけることができる人。
13.感謝の心を持てる人
感謝念を持てないと周囲の協力がえられません。感謝念とは常に感謝できる人格をつくるということです。感謝することはすでに周囲にあるのです。
14.謙虚な人
ちょっとの成功で、自分の実力だと思って、傲慢になり贅沢な生活、自慢などをしてしまっては運が逃げていきます。
15.社員から信頼されている人
自分一人ではできることは限界があります。最後は人間同士の信頼関係です。信頼関係を構築していくのは長い時間がかかりますが、失うのはすぐです。自分の内側に 信頼にたる人格を創り続けることのできる人。
16.社員や顧客、世の中に対して責任を持てる人
最後は自分が責任を持つという気迫。そのために自己犠牲ができる人
17.関係のない自慢をしない人
人は、何かで認められたい強い欲望を持っています。なので、今は関係のない昔のことや友達のことなどを自慢します。周囲はしらけているのですが、それも気づかない。自己顕示欲を抑えれる人でないと人に信頼されません。
18.気が多くない人
夢想家というのは条件なのですが、これも過ぎると、今 新しいことを実現段階で努力しているときにも違うことを着想し次から次になってしまう。組織の段階を見極め自分を抑えることができないといけません。
19.理想と現実のバランス感覚がある人
上と似ていますが、理想は大事なのですが、それができる経営資源があるか?とか現実に落とし込んでいく、優先順位を考えることができないといけません。
20.誠実で真摯な人
嘘をつかない。ひとつひとつのことに魂を込めて誠心誠意できる人ですね。

少し長くなりましたが、私自身も、もちろん100%できているわけではありませんが、そうありたいと思いますし、人を見ていて、この人は成功するなとわかるのは、たいたい上のようなところがある方だと思います。