https://campaign-image.com/zohocampaigns/133052000002457092_zc_v50_last.png

2025年12月8日 配信

こんにちは。シュンビン(株)の塚本です。具体的な事例から、事業戦略やデザインのポイントをご紹介する「DESIGN COMPASS」。


今回は、歴史ある漬物店を引き継がれた、京きさらぎ漬えんけい代表・中本様にお話を伺いました。


後継経営者が直面するブランドの「停滞」と「未来への危機感」。

看板の変更だけでは終わらない、事業の根幹に踏み込むリブランディングをどのように進めたのか。


中本様とシュンビンのプロジェクトチームが、そのプロセスを振り返ります。



■ 「商品力はあるのに売れない」からの脱却へ。プロジェクト始動


京きさらぎ漬えんけい様は、大阪府高槻市で長く愛されてきた漬物店。
しかし代表の中本様には、こんな課題感がありました。

  • 旧屋号のデザインが残っており、混同されてしまう
  • 顧客層が曖昧で、誰に届けるべきか見えない
  • 「伝えたい思い」がお客様に届いていない

ご相談いただいた当初は、「看板を変えればいい」と思われていた中本様。
しかし、打ち合わせの中で問われた
「ブランドコンセプトは何か?」に対して回答が出てこない。

ここから、リブランディングが本格的に動き始めました。



■ 言語化のプロセスが、事業の「核」を浮かび上がらせた


中本様とシュンビンメンバーとでブランドの原点を見つめ直すワークショップを実施。


「誰に、どんな価値を届けたいのか」


ワークを通して問いと対話を積み上げていくと、京きさらぎ漬えんけい様が大切にされてきた食卓の笑顔」 が言葉として浮かび上がってきました。


こうして生まれたブランドコンセプトが、「食卓から地域を笑顔に」という一文です。

このブランド・アイデンティティから、ブランドを構成するすべてのデザインが広がっていきました。



デザインがもたらした事業と人生の変革とは?


ロゴ、パッケージ、リーフレット、メニュー表、そして店舗建築。あらゆる接点が「食卓の笑顔」という核から再設計されました。


その結果、


  • ロゴだけで「京きさらぎ漬えんけい」と認識されるブランドに
  • 初めてのお客様でも、商品の魅力が直感的に伝わる
  • 店舗内での会話が増え、滞在時間も伸びる
  • 売上が上がり、ご家族の表情までも変わった


中本様ご自身が「やってよかった」と力強く語られるほど、事業にも心にも、大きな変化が生まれました。 



現状に危機感を抱く、経営者の皆さまへ

  • 事業を継いだが、方向性に迷いがある
  • 現状維持から抜け出したい
  • 「自分たちらしさ」を言語化できていない


もしあなたが、こうした状況にあるのなら、今回の京きさらぎ漬えんけい様の物語は、きっと大きなヒントになるはずです。


ブランドは、装飾ではなく経営戦略そのもの。一歩踏み出すきっかけを、ぜひ本編でご覧ください。


【インタビュー本編】京きさらぎ漬えんけい様リブランディング

【動画で見る事例紹介】京きさらぎ漬えんけい様 リブランディング×店舗改装



いきなり大きな決断をする必要はありません。

まずは「今どんな状況か」を、私たちと一緒に整理してみませんか?


少しでもご興味をお持ちいただけましたら、どうぞお気軽に下記リンクよりご連絡ください。


【相談無料】方向性のヒントを聞いてみたい方へ


「シュンマガ」は2025年3月より「DESIGN COMPASS」へとリニューアルしました。過去の内容は、バックナンバーからご覧いただけます。


■ あなたにおすすめのバックナンバーはこちら


シュンビンのサイトではブランディングや新規事業の事例を多数ご紹介しています。ぜひ下のボタンからご覧ください。

商品のルーツとブランドに込められた思いを深く掘り下げ、愛され続けるブランドへ。制作実績7000点以上、デザイン歴20年以上のシュンビンがお届けする「唯一無二」のパッケージ制作サービスです。

チーフデザイナー・笠井永充を中心としたクリエイティブチーム「らしさブランディングラボ」。貴社の「らしさ」にフォーカスし、息の長いブランドを共に創り上げます。

「社員が自発的に動く仕組みづくり」を。インナーブランディングで自社の企業理念やブランド価値を明確にし、従業員満足と顧客満足の向上をお手伝いします。

https://www.shun-bin.com

このメールは、シュンビンのメンバーと名刺交換させていただいた方や、お問い合わせをいただいた方にお送りしております。今後、弊社からの配信を希望されない場合は、お手数ですが、「配信停止」のリンクより解除をお願いいたします。