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『代表津村の未来を創る事業戦略コラム』について
このコラムは、代表取締役である私、津村 元英が執筆しております。
衰退産業だった事業から、大きく転換した想いや、悩みなど
これまでの経験について、シュンビンの歴史の流れと共に、
お話しできればと思います。
ちょっとした何かのきっかけになれば、大変嬉しく思います。

1.ビジネスモデルを起点とした「最適な組織」の構築
役職とかリーダーの決め方についてですが、まず、組織は後というのが基本だと思います。
今、自分がしているビジネスモデルが先にあって、それに最適な組織があるということだと思います。
組織というのは自己増殖します。特に管理面ですね。なぜなら、市場の洗礼に合わないので。
日本の官僚などをみてもわかると思います。そこは気をつけないといけないところです。
2.人格と能力を総合的に判断する「実力主義」
選ぶにあたっては実力主義であるべきだと思います。
実力主義とは、成果主義ではありません。成果主義は成果だけを指標にしているのですが、
実力主義は、人格、組織運営能力、成果など総合的にみます。
また、構成員の納得というのも大事ですから、ある程度は、勤続年数、年齢も考慮にいれます。
ここまでは、総論ですが、では、具体的に選ぶにあたっては、皆さん、
総論はわかるが適切な人がいないということで悩まれると思いますので、
そこについても、自分が参考にしたことをお話ししてみますね。
あくまでも、自分の場合ということなので、人によっても違うかもしれないので、
参考としてお聞きいただければと思います。
3.松下幸之助氏に学ぶ「50%の信頼」と「一歩早い」タイミング
まず、リーダーに渡すタイミングです。
私の場合は、会社自体が常に変化を志向しているということがあるので、
一歩早いタイミングということを意識しています。
早すぎてもダメですし、遅すぎるのはもっとダメで、組織が受け入れ可能な一歩前ということですね。
あと、人選についてですが、これは、私、松下幸之助さんの考えを参考にさせていただいています。
それは、「50%任せられると思ったら、任せろ」ということと、「任せて任せず」ということです。
まず、「50%任せられると思ったら、任せろ」の方ですが、
これは、自分にとって、本当に楽になりました。任せる方が、なぜ、苦しむかと言うと、
自分の70%~80%ぐらいを恐らく皆さん指標にしていると思うんです。
だから、どうしても任せきれない、足りないところが気になる。
でも、50%としたらどうでしょうか?かなり、任せられるんじゃないでしょうか?
半分なら大概の人はできるでしょ。50%の段階で任せて、
失敗したら自分が責任を持つということだけを腹に落とせばですね。
それが経営のストレスをなくすコツでもあります。
しかし、それで、会社方針から逸脱して大きな失敗をして、
他の社員に迷惑をかけてもよくないので、それは仕組みで「任せて任せず」で
そういうことはチェックできるようにしておくということです。
逆にいうと、会社方針内のチャレンジした失敗は目をつぶるということです。
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