JOURNAL
知らない世界に飛び込む毎日が、最高のスキルアップ。業界の垣根を越えて成長するクリエイター座談会

About the MEMBERS
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プランニング部 オオロ(入社3年目) ユニークな感性と緻密な段取り力で急成長中の若手プランナー。
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プランニング部 マツモト(入社6年目) 冷静な分析力と熱い想いを併せ持つ、企画のプロフェッショナル。
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デザイン部 フジモト(入社2年目) 瑞々しい感性と素直さを武器に新しい風を吹き込む、期待のルーキー。
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デザイン部 マツシタ (入社11年目) 豊富な経験でチームを支える、頼れるベテランデザイナー。
- (進行役:マーケティング課 ツネヨシ)
シュンビンには、社内のクリエイターたちが部署の垣根を越えて新しいチャレンジに取り組む
「シュンビンクリエイティブLAB.(SCL)」というプロジェクトがあります。
今回は、このラボの中心メンバーである4名に緊急集合してもらい、座談会を開催!
普段の仕事のやりがいから、今まさにぶつかっている「壁」、そして未来の仲間へのメッセージまで、現場のリアルな声をたっぷりとお届けします。
アイデアが主役。技術は、そのあと。私たちの挑戦「クリエイティブLAB.」

- ツネヨシ
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今日は新プロジェクト「クリエティブLAB.」のメンバーに集まってもらいました!始まったばかりのチームですが、まずは意気込みから聞かせてもらえますか?
- オオロ
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なんだか、ずっと「やりたかったこと」がやれてる!って感じがしますね。普段できないような特殊な印刷技術を試せるのは、もちろん楽しいんですけど…
- ツネヨシ
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うんうん。
- オオロ
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ただ、それを「印刷会社が色々な印刷を試してみました」で終わらせたくないんです。マツモトさんも言ってたんですけど、それだと単なる技術の見せびらかしになっちゃう。やっぱり、まず面白い「アイデア」があって、それを表現するために最適な技術を選ぶ、という順番が大事だなって。
- マツモト
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そうそう。アイデアが先じゃないとね。よくあるじゃないですか、印刷会社さんに行って「こんな技術もできます!」ってすごいサンプルを見せられても、「で、これをどう使えば…?」ってなっちゃうこと。
- オオロ
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なりますなります!だから私たちは、まずシュンビンらしいアイデアをしっかり練って、「この表現なら、あの技術が活きるよね!」っていう形で落とし込んでいきたいんです。
- ツネヨシ
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なるほど。アイデアが核になるんですね。ちなみに、このラボで「こんなお客さんと仕事ができたら面白いな」みたいな夢ってありますか?
- フジモト
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僕は音楽関係の仕事がしてみたいですね。学生のとき、好きな曲のジャケットを勝手に作る、みたいなことをずっとやってて。シュンビンはお酒関係のラベルデザインがすごく強いんですけど、それ以外のジャンル、特に自分の好きなカルチャーと繋がれたら最高だなって。
- マツシタ
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いいね!やってみたい!
- フジモト
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今の仕事で一番楽しいのは、実はお酒のラベル作りなんです。ぶっちぎりで好き(笑)。でも、もっとこう…箱とかも含めて、予算を気にせずゴージャスでやりたい放題なデザインも、いつかやってみたくて。そういう夢も、このラボで挑戦できたら嬉しいですね。
「断らないスタンス」が、自分を成長させる一番の近道。

- ツネヨシ
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皆さん、本当に色々なジャンルの仕事をされていますよね。大変なことも多いと思いますが、その「幅広さ」の面白さって、どんなところに感じますか?
- マツシタ
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私は、毎回違うジャンルに挑戦できるのがすごく嬉しいですね。その度に、その業界のことをゼロから学べるので。本当に知らない世界に飛び込んでいくんですけど、お客様から色々なことを教えてもらえて、「この業界って、そういう仕組みだったんだ!」って発見の連続なんです。それが純粋に面白い。
- フジモト
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めちゃくちゃ分かります。学生時代にやっていたこととは全く違うことの連続で、毎日が本当に刺激的です。
- マツシタ
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不動産とか、あと重機のショベルカーの先っぽについてる「アタッチメント」のリース会社のWebサイトとか。普通に生きてたら、絶対に関わらない世界じゃないですか。おかげで、街で重機を見かけると「あ、あの形のアタッチメントだ」って思うようになりました(笑)。
- ツネヨシ
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すごい世界(笑)。プランニング部のマツモトさんはどうですか?
- マツモト
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僕らは資材の幅広さがすごいですね。入社したときは、ラベルと箱くらいかなって思ってたんですけど…。
- マツシタ
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全然そんなことなかった(笑)。
- マツモト
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年々やることが増えてます(笑)。シュンビンには「問い合わせがあったら、まず断らない」というスタンスがあるんです。新しい加工の依頼が来たら、やったことがなくてもまず調べて、協力会社さんに、加工や製造上問題ないかを聞いてみて、それでいけそうなら提案する。だから、自然と知識も経験も増えていくんですよね。
- マツシタ
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断らないですね、うちは(笑)。あと、同じ「箱」一つでも、化粧品用と食品用では全然違うし、お風呂場に持っていくものなら湿気対策をどうするか、とか。
- オオロ
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冷蔵庫に入れるか入れないかで、こんなに考えなきゃいけないんだ!って驚きました。
- ツネヨシ
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冷蔵庫!そこまで考えるんですね。
- マツシタ
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そうなんです。しかも「冷蔵庫用ならコレ」っていう正解があるわけじゃなくて、お客様の使い方や商品によって、何通りもの選択肢の中からベストな提案を考えなきゃいけない。奥が深いですよ。
それぞれの場所で、次のステージへ。私たちが今、向き合っている「壁」。

- ツネヨシ
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そんな刺激的な毎日の中で、皆さんが今「課題」だと感じていること、乗り越えたい「壁」について教えてください。
- フジモト(2年目)
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僕は「選ぶ力」がまだ足りないな、と感じています。情報はSNSとかで浴びるようにインプットしてきたんですけど、いざ実務になると、その膨大な情報の中から「このデザインには、この紙がベストだ」って瞬時に判断しなきゃいけない。そこで悩む時間がすごく長くて…。もっと的確に、スピーディーに選べるようになりたいです。
- オオロ(3年目)
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私が今一番欲しいのは、「案件全体を引っ張っていく力」ですね。ただ言われたものを作るだけじゃなくて、「お客様にとって本当に良いものは何か?」を考えて、デザインの方向性を示したり、プロジェクト全体を前に進めたりする力が必要になってきたな、と。プランニング部って、デザイナーや外部のパートナーさん、色々な人の真ん中に立てるポジション。だからこそ、自分がみんなを引っ張っていけるようになりたいんです。
- マツモト(6年目)
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オオロさんの話に近いんですけど、僕の壁は「言われたことの一歩先を提案する力」ですね。もちろん、お客様の要望通りに正確に納品するのも大切な仕事です。でも、それだけだと単発で終わってしまうこともある。せっかく作ったものがお客様の売上に繋がっていないと、やっぱり悲しいじゃないですか。だから、最初の段階で「こういう風にした方が、もっと売れるんじゃないですか?」って踏み込んで提案できるようになりたい。お客様の5年後、10年後まで見据えたパートナーになりたいんです。
- マツシタ(11年目)
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私が入社した頃のシュンビンは、パッケージ専門の会社でした。でも、この10年でブランディングやWebなど、お客様の事業の根幹に関わるお仕事を任せていただくことが増えて、責任の重さを感じています。私の課題は、皆が言っていたことをまとめる「ディレクション力」かな。デザイン、企画、Web、運用…全部を動かしながら、お客様と対等なパートナーとして、どうすれば売上に貢献し続けられるか。納品して終わり、ではなく、その先もずっと関係を築いていくのが、一番難しくて、一番大切なことだと感じています。
未来の仲間へ。この「面白いカオス」を、一緒に楽しみませんか?

- ツネヨシ
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それでは最後に、この記事を読んでくれている未来の仲間に向けて、メッセージをお願いします!
- フジモト
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これからデザイナーを目指す学生さんに伝えたいのは、「学生時代の作品も、今の環境も、どっちも大切にしてほしい」ということです。会社に入ると、作れるものの幅が爆発的に広がって本当に楽しいです。でも、学生の時にしか作れないものも絶対にある。僕は昔の作品を捨てちゃうタイプなんですけど、今になって「とっておけば良かったな」って後悔してるので(笑)。環境は変わるけど、昔の自分も大切に、新しい世界に飛び込んできてほしいです。
- オオロ
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プランニング部の魅力は、決まったフローがない「自由さ」だと思います。マニュアルがないから難しい部分もあるけど、裏を返せば、自分で「お客様にとって何がベストか」を考えて、部署の垣根も越えて色々なことにチャレンジできるんです。私は元々「中小企業の企画を代行する」っていうシュンビンの言葉に惹かれて入社しました。色々な業界に関われるから、大変なこともあるけど、自分が開拓した知識が次の仕事で活きた瞬間の「やった!」っていう感覚は、最高ですよ!
- マツモト
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自分のアイデアが、デザイナーさんの力で実際に手に取れる「形」になるのは、この仕事の一番の面白さですね。あと、経験を積むと、世の中のパッケージを見ただけで「あ、これ原価高いな…」って計算できるようになります(笑)。
- 一同
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(笑)
- マツシタ
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わかる!配送用の段ボールがフルカラーだったりすると「この会社のパワーすごい!」って思っちゃう(笑)。
- マツモト
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そういう、プロならではの視点が身につくのも楽しいですよ。
- オオロ
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あ!最後に一つ。デザインの勉強をしてこなかった人でも、プランニング部なら全然大丈夫です!「ものづくりに関わりたいけど、専門スキルはないし…」って思っている人がいたら、ぜひ飛び込んできてほしい。
シュンビンは、働きながら学んでいける場所ですから。

編集後記
いかがでしたでしょうか?
シュンビンには、決まりきったレールや完璧なマニュアルはありません。
だからこそ、自分の頭で考え、周りを巻き込み、道を切り拓いていく本物の「面白さ」があります。
この幅が広く多ジャンルで刺激的な環境を「面白そう!」と感じてくれたあなた。
ぜひ、私たちと一緒に新しいクリエイティブに挑戦しませんか?