PRESIDENT BLOG

2024.09.24 イノベーションのこと

神の啓示

私が、衰退企業から新規事業をして1年目ぐらいに、現在のミッションである「中小企業の企画部を代行する会社」にしたいというなんの実現性もない願望ができ、不思議なことに、それからは、それに引っぱられる形で、20年間経営をそれに準じて進めてきました。

なぜ?そのような実現性のない願望を思い描いたのか?これは、今となっては不思議ですが、今では、神の啓示だったと思っています。「神の啓示だと意識できることって、そんなにあるんですか?」とビックリされるんですが、神の啓示というのは誰にでもあると私は思っています。言い方を変えると、インスピレーション、霊感、それと同種のものと思っています。

人間は、大脳で決めていますが、大脳自体に判断の材料はありません。外部の感覚器官、五感を使って意識が芽生え、判断します。その意識はどこにあるのか?顕在意識(目覚めた意識)だけではないですね。潜在意識から材料をひいて、判断しています。この潜在意識は人間が自分以外の色々なものを影響を受けていますが、その奥深くに、真善美という良心が潜んでいてその中に、人間の無限の力が内在しています。

つまり、人間の奥底に宇宙と同種のモノ、言い方を換えれば神が内在しているのです。だから、目の前のことに集中し、世のため人のためということを突き詰めていくと、そういう神の意識に出会えるというわけです。

なので、日常から神の啓示を我々は受けているんですね。神と同種の意識を持つことで。世の中の発見発明も、そこからでています。世の中の発見発明をした人のコメントを聞けは、そのような発言をしています。

私たちは、それを識らないんですね。だから、意識していないので、それをキャッチできないしそれを出そうとも思わない、自分の本能の充足という低次元の心で自分を降下させるような生活ばかりしているのです。まず、自分の中に宇宙の意志が内在し、それはすごい力を持っていることを信じる。次に、宇宙の心と同調することでそれをキャッチするようにするということです。

考えるより先に、感じるんですね。宇宙の意志を。私は、最初からこれが神の啓示とは思わなかったですが、歳を経て経験と勉強を通じて、今になって思えば、神の啓示だったなと思います。それが意志に変換して、イメージが現実になってきたという経験は、かけがえのないものでした。