PRESIDENT BLOG

2025.10.27 その他

あり様を育てる

私、人生において何をするか?というのも大事ですが、同時にあり様も大事だと思っています。あり様とは、表面上の見た目ではないです。人格が表に現れるものだと思っています。

例えば、よく、この人は信用できそうとか、信念が強そうとかワクワクさせてくれそうというように、オーラというのがあるじゃないですか?

同時に、この人は、話がけずらいとか、誠実じゃなさそうとか軽薄そうとかもありますよね。人間は視覚や言葉だけで判断しているわけでなく、その人の持っている気で判断しています。

以前、私、「春の海ように、穏やかな人格を目指している」と言った記憶があります。これはなんでもいいわいいわでするということではありません。経営者なので言わないといけないことは言わないといけないのですが、でも、言うことは言いながらも、常に口に微笑みを蓄え人に対して良い言葉、雰囲気を与え、好き嫌いなくすべての人にとってよかれかしという、そういう、心を常に潜在意識に持つということを心がけないといけません。そして、どのような、客観的に悲観的な状況であっても、常に積極でいるということです。

だから、愚痴とか、否定的な言葉、嫌な顔、上から目線、逆に卑屈とか、そういうものは、絶対会社に持ち込ませたくないです。そこは、自由ではなく、他人にも移るものですから知らず知らずのうちに他人にも迷惑をかけているからです。

だから、常に無用に元気でうるさいということでなく、事あるも事無きときと同じというのが、春の海のようなという意味です。

私が、すごくいいなあと思う気を持っている方は、有名人であげると、宇宙飛行士の野口さんのような人です。これは私はということで、人によって違うと思います。また、これはあまりにも偉大でイメージできないですが、大谷選手は素晴らしいあり様だなと思います。もちろん、他にもたくさんいます。政治家とか芸能人とかも私の中ではそういう見方をしていると思います。つまり、この人のあり様はどうか?というようなことです。これを究めると、会った瞬間にその人の考えていることがわかったりするらしいですね。私は、まだ、そこまではできませんが・・

あり様は、自然とはできません。意志の力で、自分が変えられることを信じ、絶対積極で潜在意識を綺麗にすると同時に、良いイメージの人を描くというようなことです。

逆にあり様がよくないとできることも限られると思います。もし、そうでもなく、できているということであれば会社のブランドや仲間のフォローに助けられているのかもしれません。

自主自立、自分という人間の力だけで生きる、周囲にも良い影響を与えるにはあり様を育てていかないといけません。