PRESIDENT BLOG

2023.04.24 シュンビンのこと

アフターコロナに向けて

先日、私が参加してる経営塾で、このような質問がありました。「アフターコロナに向けて、どういう経営をされていきますか?」ということです。それについて、答えたのですが、それをお話ししたい。

まず、この質問の前提に、コロナによって社会がどう変わるか?という見識がないといけないと思います。私は、このコロナが世の中に対して大変なインパクトを与えたとは思いますが、大きい意味では変わっていないと思います。では、どういう意味で大きいインパクトかというと、時代の流れを大きく早めたということだと思います。それを変えたと捉えると変えたということなのかもしれません。

それで、何が早まったかというと、メガトレンドで考えると、「デジタル化」「グローバル化」「女性の進出」などです。これを受けて、じゃあ、お前はどうするか?ということですが、内と外と分けて考えたいと思います。

まず、内から、これは、コロナになって比較的早く、よく言われる働き方改革の方に舵を切りました。これは、日本全国の顧客に対して、リモートで会議ができる体制、フリーアドレス、仕事時間の自由化、場所の自由化、ペーパレス化、こういうことで体制を整えていきました。これは、弊社では女性の力に頼るところも大きいですし、未来に向けて、将来安心して働いていただけるという体制をつくれたということでもあります。

次に外ですが、この3つの中でも、特にですが、「デジタル化」だと思っています。DX(デジタルトランスフォーメーション)化といってもいいかもしれません。そのDX化の中でも、システム的、技術的なところでなく、OMO(オンラインとオフラインの融合)化が進む体験デザインで顧客体験にイノベーションが起こるところ、そこを私たちが顧客支援をしていくというところに関わっていくということだと思います。

なので、アフターコロナは、うちにとって、大チャンスだと思っているんですね。だって、これは誰もができることではないと思います。うちの今までの歴史、個性、それができる社員がいてこそ、チャレンジが可能なわけなので。そういう意味では将来が楽しみです。