PRESIDENT BLOG

2026.03.02 ブランディングのこと

丸くなるな!星になれ!

私、3代目の後継者ですが、父からいただいた仕事は引き継いでから8年で完全終了し、自分が立ち上げた事業で現在構成されています。そういう意味では、創業社長という側面もあるかなと思っています。

会社というのはフェーズがあり、それは川の流れのようだとお聞きしました。川は上流では、流れが早く、岩も大きくゴツゴツしていますが、下流になるにしたがい、流れはなだらかになり、岩も丸く角が取れてきます。

事業もそうで、創業時は、無茶苦茶でトップダウンで言葉、ルールも荒々しいのですが、段々、ルール化されて、属人化も省かれ決定もボトムアップになってきます。ところが、創業社長は、創業時の荒々しい感覚が残っているんですね。それで、組織が何か物足りないと感じてしまいます。

それで、あるとき、そのことを妻に話したんですよ。そうしたら妻が一言「丸くなるな!星になれ!」と言ったんです。これは、サッポロビールさんのメイン商品サッポロ黒ラベルのキャッチコピーで、私も妻も好きなんですよ。

私、その言葉で、ハッとして、自分の中で整理できて、その物足りないという感覚はなくなったんです。それは何かというと、丸くなるの対義語がとがっているととらえるからダメなんだなと。今でも、チャレンジはしていますし、ある意味とがっているのは、そのままなんですが、人格が円熟してきて周囲からも、「変わりましたね」と言われることが多くなってきていたことについて、ハングリーがなくなったんではないかと勝手に危機感を抱いてたんですね。でも、それでいいんだと、その一言で思えたんです。

だって、とがっていて、無意味に人と衝突するような人に人は近づこうとも憧れもしないじゃないですか?星になるというのは円熟味を増して、その中でもチャレンジするという、そういう存在になりなさいというのを一言であらわしていただいたのかなと思った次第です。

なので、このキャッチコピーを考えた人は天才だなと思いますし、それを一言でだした妻は私のメンターだなと思いました。我々が提供するブランディングのビジネスもお客様のキャッチコピーをだすのですが、キャッチコピーの力ってすごいなと思いました。黒ラベルのますますファンになったのは言うまでもありません。