PRESIDENT BLOG

2024.02.05 経営のこと

土俵の真ん中で相撲を取る

これは稲盛さんの教えで、弊社のフィロソフィにもはいっています。でも、中々、これを軽視して、できないという人が多いですね。これは癖かなと私は思っています。

例えば、私4月に講演を頼まれ受託することにしました。それは、50分ずっと話しっぱなしなんですね。元々話すのは得意ではないというのもありますが、準備をしておきたいということで、もうすでに、3か月前には話す内容もプレゼン資料も用意しています。

それだけではありませんで、社内勉強会、経営管理の勉強会も毎月していますが、だいたい、2~3か月分ストックしています。この社長ブログも2~3回分ストックしています。

これをやっていると、逆にやっていなくて、やることが決まっているのに残っていることがすごく嫌なんですね。それを上場準備で資料作成しないといけない中や、顧客へのブランディングもしないといけない中でも隙間時間をみてするんですね。

私思うんですよね。どうせしないといけないので、遅くするメリットってまったくないんですよ。計画通りに先に先にやったほうが焦らないので、絶対生産性も高いんですよ。

もう一つ、よいことがあります。私の場合は、こちらの方が重要なんですが、それは精神の安定です。私は最終判断が仕事ですが、それをするときにもっともダメなのは心の安定を失うことなんですね。焦り、恐怖、怒り、これらのものは排除して虚心平気の状態にならないといけません。

自分の判断が会社の命運を決め、社員の生活に影響をするわけすから。そういう面でも、土俵の真ん中でしないといけないわけです。焦ると気が動転し、とんでもないボーンヘッドとか、間違いをおこします。虚心平気でも、判断ミスがあるので、できるだけ決断する環境でミスるようなことは最低限しないでおこうと思っています。

心理学では計画通りにした方が幸福感が高いということもわかってきているので、健康にもいいと思います。