PRESIDENT BLOG

2025.05.07 シュンビンのこと

強い「個」でチームワークを

今年のMP発表会(予算発表会)において、今期の7つの方針のうちの一つで『強い「個」でチームワークを』という内向きの方針をお話ししました。これについて、少し深堀させていただきます。

シュンビンでは、チームでプロジェクトを進めていきます。そのチームは、それぞれ役割が違います。プロデューサーであったり、プランナーであったり、デザイナーであったりという感じです。

そのそれぞれが、自分の仕事に責任を持ってやっていただくというのが大前提になってきます。しかし、このチームは、育てる機関でもあります。そのチームの中には、入社年が短く経験も少ないお若い方もいるので、そこは、チーム全体でフォローしながら、各役割の人が各役割の課があるので、そこでも情報を共有し、フォローするという体制もできています。

いわば、このチームで動くということがシュンビンの強みだと思っています。それは、考え方と方針を合わせているから可能になります。

「中小企業の企画部を代行」というシュンビンのミッションはこのシュンビンのチームワークの秘密によって可能になってるので他社では真似はできないと思いますね。

サッカーの本田圭佑さんが、2014年にインタビューアーに答えた有名なコメントがありますよね。「これからは、個を鍛えないといけない。それがあるからチームワークが活きる」と。

私よく、会社をサッカーに例えるのですが、まさしく、シュンビンのビジネスはサッカーのように一人一人が個を鍛えることによって成り立つビジネスかなと思います。

いや、シュンビンだけではないかもしれませんね。これからの時代、多くの会社で、そういうことが、より求められるようになってきていると思います。

では、これは昔は、そうじゃなかったんでしょうか?そうではないでしょうね。昔からそうだったんだと思います。ただ、時代が成熟していなくて、技術も発展していなくて、数名がそうでなくてもよかった時代だったということだと思います。

そういう意味では、シュンビンは時代の先にいっている会社なので、そういう時代の影響を良くも悪くも受けやすいとも言えると思います。

私は、よく社員の方に、「シュンビンだけで通用するようなスキルじゃダメですよ」と言っています。私自身も、経営者として、どこにでも通用するように、色々なことを勉強しています。専門であるマーケティングやブランディングはもちろん、労務、財務、法務、経営戦略、社会情勢、哲学的・宗教的知識と人生観。他の社長とも伍して話せる。そういう見識でいれるために常に研究しています。

これからは、働く時間は長期にはできません。しかし、その空いた時間をどう使うかによって、人生は決まってきます。キャリア支援制度などもそういう意味がありますし、今期にはいって書籍代として一人2万円の補助もするようにしました。

個の能力で、個が自立した上でのチームワークでないと、単なる依存になってしまうと思っています。
そして、依存が難しい時代になってきたんだと思います。でも、逆に、このような新しい時代は、プロ意識がある方にとっては良い時代なんだろうと思います。