PRESIDENT BLOG

2025.05.19 その他

思い込みと信念

経営でも、人生でも、信念が一番大事だと常々言っています。一方で、人間は、パラダイムというか、思い込みが必ずあるので、それを常に払拭する必要があるとも言っています。

同じ様な意味合いですが、方や、一番大事で、方や、常に払拭しなければならないものということで、そこの区別について考えたいと思います。

人間とは、観念の中に生きていると思います。我々の目の前に現れている現象も、絶対のものでなく、観念を通してのものです。

そして、宇宙の法則として、その観念通りの現象になります。この世の中は、素晴らしく、美しい、慈愛に満ちた世界と思えば、そのような現象になりますし、この世の中は、汚く、不平等に満ちていると不平不満を抱けば、その通りの現象があらわれます。だから、心にどのような想いを描くか?が非常に大事になってくるという前提があります。

思い込みも信念も、繰り返し思うことです。つまり連想ですね。そのことで、潜在意識にはいっていって、潜在意識が実現に向かわせます。

では、何が違うか?これ、ネットでお話しされていた方がいて私が、そうだなと思ったのが、信念には意志があり、思い込みにはそれがないということです。

そして、だからだと思いますが、信念には一貫性があり、思い込みには一貫性がないんです。

信念は、自分の中で、大義名分ができ、あらゆる、苦難や誘惑に打ち克っていきます。だから、一貫性があります。

思い込みは、誰かに言われたことを、自分に都合がいいということで、意志が入らずに、思っていることです。自分本位なので、ポジショントークになるので一貫性が著しく欠けます。

愛と誠と調和という、素晴らしい心で理想を描き、そのことを意志を持って、日々を一生懸命に努力する、信念をもって、思い込みを排除する、そのように心をコントロールしていきたいと思っています。