PRESIDENT BLOG

2026.01.19 経営のこと

成功は芸術、失敗は科学

これは、ある方の言葉なんですが、本当に私が24年以上経営をしてきて、腑に落ちた言葉です。私たちは、どうしたら成功するか?というのを考え、成功法則を学ぼうとします。私もそうでした。

私の場合は、最初は、ランチェスター経営やドラッガー最終的には、稲盛さんに多くを学びました。特に稲盛さんからは、行動指針であるフィロソフィや管理会計のアメーバ経営なども学びましたし、経営にも導入しています。

しかし、基本は、その通りやったとしても、その通りはできないので、どこかで、自分なりのカスタマイズをしています。一方で、失敗については、実は共通しています。まったく失敗しないということでなく、こういうことをしたら大きく失敗するというようなことです。

初耳学の林先生も、歴史を学ぶ意義は同様の趣旨から失敗を防ぐことになるとおっしゃっていて、また、失敗は大別して3つに分かれるとおっしゃっていました。それは、①情報の欠如、②思い込み、③傲慢 です。特に、③傲慢でしょうね。①も②も傲慢が影響していると思いますから。

なぜ、成功は芸術かというと、個性があるからだと思います。トップにも個性があるし、社員にも個性があり、それが混ざって、その会社なりの文化、強みになっています。なので、同じことをしても、やり方としては、その会社なりのものになるんだと思います。

だから、成功法則というのはないです。参考にはできますが自分で見出して、自分で絵を書いていかないといけない。だから、芸術なんですね。

逆にいうと、失敗はある程度決まっているわけですから、その失敗をしない。決めたことをするというストイックさが求められます。それがあれば、失敗はするんですが、大きい失敗はしないと思います。

しかし、これがまた、成功する人ほど、ここを逸脱してしまうんですよね。不思議なことに。これも傲慢が影響しているんだと思います。

成功は芸術、失敗は科学と知ることで、あるときには柔軟にあるときには、ストイックに変えないということをバランスをもってできると思っています。