PRESIDENT BLOG
先日、お客様のところに訪問した時、「津村さん、強いですよね」と言われました。これは、究極の衰退事業から立ち直らせてきたことや、その後、ブレずに、理念とかを貫いてきたことを感じられて、そういうイメージを持っていただいているのかなと思いました。
自分としては強くはないと思います。でも、現実として、24年前の社長になったときの状況や、その後、孤立化しても、ミッションを貫いて、そういう会社にしてきたということ、同じ立場になったときに、それに耐えれないという人も多いのかなと思います。
私も、ここをよく考えるんですね。それで、自分がなぜ耐えれたか?ですが、一つ、私が思いつくのが、これは中学生頃からだと思いますが、自分を客観視するような癖ができていたというのが大きいのかなと思います。
つまり、客観的な自分がいて、感情に左右されず、自分ができることだけをしようとするようなことです。そして、それがなぜ、そういう風になったか?ということに対して、一つの出来事を思い出されます。
それは、中学3年のとき、私、野球部で京都の地区大会で優勝し関西大会に出場したのですが、そのとき、私のエラーでチームが負けてしまったというという経験をしています。
父兄とか皆が見に来ている中でですから、中学3年の少年には耐えれない出来事だったと思います。そのときに恐らく、自分を別人格とする癖ができたんだと思います。しかし、これは下手すれば、解離性症候群というような精神の病気にもなるので、紙一重なんですが、私の場合は、好転したのかなと思っています。
もちろん、全く、それができているというわけでもなく、35歳で社長になりたての頃は、ストレスで心身を傷め、胃潰瘍、大腸ポリープ、蕁麻疹などで苦しんでいましたが、でも、それでも耐えれたのは、そういう癖の効用もあったと思います。
人生を歩んでいると、もう耐え切れないという場面に出くわすかもしれません。しかし、それは、自分にとって、すごい宝にもなるかもしれません。苦難が人格を創ってくれるといいますから。苦難のときに前向きでいられるかというのが大事なんじゃないかと思います。そのために、自分を客観視できることは自分を助ける方法にもなると思います。