PRESIDENT BLOG
よく高い目標をたてると、それなりの試練があると聞きます。私、これは本当にそう思います。では、高い目標を立てなければ、まったく試練はないのか?これは、そうではないと思います。この世界は必ず、どのような方でも試練が訪れるように設計されているんだと思いますね。
もちろん、高い目標をチャレンジしているときと、そうでないときは試練の種類も違うと思いますが、あたかも、その人に必要な試練が訪れるんだろうと思います。
試練というのは、苦難だけではないです。成功もまた試練で、成功に驕って傲慢になれば、そこから、また新しい試練が現象面ででてきます。
自分でつくった試練も、表面的には、そうでない試練も、自分でつくったものと考え、それに対して正しく処理して生きていくということしか方法はないと思っています。そして、キリスト教で言うように「神は、その人に越えれない試練は与えない」のかもしれません。
サッカー日本代表の岡田前監督が言っていました。「人が一番成長するのは、苦難にあったときだ」と。そういう意味では、高い目標にチャレンジする人には、その目標を達成するために必要な人格を鍛えるための試練を宇宙が与えてくれると思っています。
だから、私は、どうせ、試練があるのなら、高い目標で、それに相応しい試練があった方がいいと思っています。
試練が乗り越えられないというのは、自分の心の中に生じる怒り、恐れ、悲しみに耐えれないで、目の前の努力を怠るからだと思います。また、成功するときに起こる傲慢も、ネガティブです。そのような心で起こるネガティブな想いは、結局は、心の中で生じている相対的現象だと思っています。
なので、心を換えて、目の前の課題に、地道に努力を重ねていかないとけないのかなと思っています。
これが試練と高い目標との関係性と対処法だと思っています。