PRESIDENT BLOG

2025.11.10 イノベーションのこと

スモールスタート

私たち、新規事業のブランディングを多く請け負っています。シュンビンが、究極の衰退事業から蘇ったということもあり、そこを求められるというのは自然な流れかなと思います。

基本的には、我々は、お客様に新規事業をブランディングするときは、スモールスタートを目指しています。それは、まず、やってみないとわからないということを自分達の経験からもあるからです。

アジャイル開発という言葉がありますが、短期間で素早い開発をおこない、市場にリリースして、変化に柔軟に対応するというようなことだと思います。不透明な世の中なので、合理的なことだと思います。

ですが、このスモールスタートといっても、会社規模によっても違います。1億でもスモールスタートという会社もありますし、1000万の方も100万の方もいます。

何がスモールスタートかというのは人によって違いますが、でも、これは額ではなく、その人にとっての覚悟、これが成否を分けるかなと思います。

私も、新規事業をするときに、当時の自分としては、かなり覚悟をもった投資をしました。その最初の投資がすべて当たりではなかったですが、でも、その覚悟が道を拓いてくれたと思います。スモールが本当に、自分にとって覚悟がないものなら、真剣さがないので、失敗する場合が多いと思います。

だから、私たちも、この新規事業のブランディングについては顧客の本気度というのを重視しています。これは、今後、私たちがリスクをシェアして成功報酬のビジネスをおこなって、中小企業の企画部を代行するというミッションを実現していくためにも大切な視点だと思います。

新規事業は、お客様もそうですが、社内でするにしても熱意というのが成否を決めていると思うからです。