デザイン思考や、その研究の延長線上だと思いますが、イノベーションがどうやって実現するか？このU理論は、マサチューセッツ工科大学のオットー・シャーマー博士が、世界のトップクラスの経営者たちにインタビューするプロジェクトを通じて得られた気づきを体系化した理論です

U理論のおもしろいのは、人間の内面にイノベーションの秘密があるとされたところです。それで、イノベーションのプロセスとして
１．センシング
２．プレゼンシング
３．クリエイティング
というものがあり、センシングは、ただひたすら観察することプレゼンシングは、退いて内省すること、クリエイティングはすぐに行動に移すことです。

特にプレゼンシングがわかりずらいと思いますが、これは、自分の潜在意識にある、宇宙の知恵の蔵との交信のようなものです。

だから、このU理論は、まさしく、自分がしてきたことであり、稲盛さんから教わったことだと思いました。

つまり、「動機善なりや、私心なかりしか」ということですね。それをずっと自分に突き付けていき、私心をなくしていけば、自ずと、潜在意識が答えをだしてくれる。私も、何回も、このようなことがありました。

これが人間に能力として備わっていることが、証明されるようになってきて、天才でなくても、イノベーションができるようになると思います。大きいイノベーションでなければ。むしろ、この小さいイノベーションが世の中に大事かなと思います。

このU理論は、社内でも勉強会などでも共有し、顧客の役に立てるようにしていきたいと思います。