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RUKENトータルリブランディング

「らしさ」が伝わるブランドイメージ。シチュエーションまで計算し尽くされたデザイン

RUKENトータルリブランディング

ルウ研究所らしさを明確にする
天然アパタイトの歯磨き粉や国産コラーゲンを配合したシャンプー・コンディショナーやスキンケアなど、自社で研究開発した商品を販売されているルウ研究所様。
商品特性を訴求することを主眼としたパッケージデザインのため商品ごとにテイストが異なり、会社の考えや姿勢を表す一貫した「ルウ研究所らしさ」がないことにお悩みでした。
まずはシュンビンとの「ブランド戦略検討会」を通して「ルウ研究所らしさ」明確にしたうえでトータルリブランディングに取り組むこととなりました。
コアターゲットの心を捉える容器とデザイン
ブランド戦略会議で決定していただいたブランドアイデンティティは「本質的な価値と環境を大切にする会社」。
このブランドアイデンティティがお客様に伝わるデザイン、そしてルウ研究所様のペルソナ(コアとなるお客様像)である「本質を追求する女性」に選ばれるデザインとは何か?を話し合うところからデザインがスタートしました。

自社で研究、開発、分析までを行う徹底した商品づくりの姿勢、学術的な根拠に基づいた本質的な価値を持つ商品の魅力が伝わるよう信頼感を訴求できるメディカルなイメージのロゴをデザイン。
構造式をモチーフにした六角形の中に、ルウ研究所様の頭文字であるRをデザインしました。

実はシュンビンにとって、トイレタリー商品のトータルリブランディングは初めての事例。イメージ通りの容器を見つけるために、数十社の容器業者さんとやりとりを重ね、ルウ研究所様の商品シリーズで全て揃えていただいたときにバスルームや洗面所がどのようになるかということまでイメージして容器選定を行いました。
選定した容器にデザインを施して、サンプルとしてルウ研究所様にご提出。商品パッケージの出来上がりに近い形でご確認いただけるよう努めました。
消費者の生活に寄り添い、長く愛されるブランドへ
ルウ研究所様にはブランディング・デザイン展開を通して、自社ブランド、自社商品の素晴らしさを再認識いただいています。
今後はお客様に「本質的な価値」をきちんと伝え、長く愛されるブランドに育てていくべくWEBサイト、販促ツールもサポートさせていただき、結果につなげていきます。
環境に優しく本質的な価値を追求するというブランドアイデンティティを表現するために、上質な「アクアマリン」をロゴのメインカラーとしました。また、パッケージデザインは、クリーンな研究所をイメージさせる「白」を基調とし、学術的なイメージを打ち出しています。
ブランドアイデンティティを消費者に直感的に感じていただける要素として色の持つイメージ、配色には特にこだわりました。
PRODUCER:
Takahide Toyonishi
PLANNER:
Rina Yatsugaki
DESIGNER:
Hisamichi Kasai / Ayaka Suzuki
WEB DIRECTOR:
Hisashi Kobayashi / Shino Yoshida