WORKS

はにわぷりん プロジェクト

ユニークなキャラクターで消費者の心を掴む「はにわぷりん」

はにわぷりん プロジェクト

新たな事業の柱を模索
大阪・堺市で飲食店の経営をされているプレザントプレイス様。
新たな事業の柱として物販を考えておられ、事業の方向性についてご相談いただきました。

ターゲットとなるユーザーや、プレザントプレイス様ならではの強みを検討するうちに、話題に上ったのはプレザントプレイス様の経営する海鮮天ぷら居酒屋「海ごこち」で提供されるプリン。

まろやかでクリーミーなプリンは店舗でも非常に好評とのことで、このプリンを新事業の軸に決定。
さらに競合の多い市場で独自の魅力を訴求するため、堺市で有名な仁徳天皇陵の前方後円墳などの古墳をモチーフに、はにわの形のユニークなプリン容器をご提案することになりました。
世界観を作りこみ、単なるプリンに留まらない魅力を訴求
「海ごこち」では一般的な瓶を使用したのに対し、はにわデザインの容器は1からデザインしたオリジナル陶器です。
ここで注力したのは、単に「はにわの形をした陶器に入ったぷりん」ではなく、商品に愛着を感じていただけるよう、キャラクターや世界観、ストーリーを作り込むこと。
パッケージやオンラインショップも世界観をそのまま表現し、統一感のあるデザインとなりました。

さらに、食べ終わったあとの陶器は植木鉢や小物入れにリユースできることを訴求。
消費者が生活のなかで自然と「はにわぷりん」の世界に触れ、より一層愛着をもっていただける仕組みを作りました。
ブランドを共に成長させる
2018年11月18日に高槻市で開かれた「はにコット2018」というイベントへの出店が商品初披露となりました。
当日は開店時間前から購入のご予約をいただいたり、会場で他の人が持っているのを見かけて来たという方もおられ、好調な売れ行きで閉店時間前に完売という結果になりました。

その後、弊社が手掛けた特設サイトがOPEN。有名まとめサイトに取り上げられたことでTwitter内でのリツイート数10,000を突破、オンラインショップは1ヶ月待ちとなるなどまさに「バズる」現象を引き起こしました。

2023年の現在は通常商品に加えてハロウィンやクリスマスなどのシーズン商品を展開し、それに応じた特設サイトを用意。
イベント出店や駅ナカでの取り扱いなど、リアルでも「はにわぷりん」の世界が広がり、事業成長しつづけています。
PRODUCER:
Nobuyuki Muro
PLANNER:
Ryota Gawase / Yume Tanigawa
DESIGNER:
Noriko Matsushita
WEB DIRECTOR:
Hisashi Kobayashi / Mayu Goto
WEB DESIGNER:
Noriko Matsushita