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恐竜プリンプロジェクト

福井の地域性を活かす新感覚の3D体験スイーツ

恐竜プリンプロジェクト

コロナ禍での挑戦。新たなる商品作り
いのうえ様は、福井県の永平寺門前にてお土産屋とお食事処を運営されています。
曹洞宗の総本山である永平寺町への年間観光客は、50万人のうち95%が県外の方。そのため、新型コロナウイルス感染症の影響を大きく受けました。

当社とのお付き合いは、永平寺そばのWEBサイト制作のご依頼から始まりました。
お付き合いのなかで、観光シーズン以外は収益基盤がなく限られたシーズンで年間売上を構築していること、そして、姉妹ブランド「永平寺だるまぷりん」の立ち上げ最中であることを伺いました。
そこで、福井ならではの強みを活かした事業の柱を作れないかと、シュンビンから「恐竜発掘プリン」を企画提案させていただきました。
福井らしさ満載の新スイーツが誕生
恐竜大好きな孫に、おじいちゃん・おばあちゃんがプレゼントするイメージで、「恐竜発掘プリン」のプロトタイプを制作。
掘り進める感覚が楽しめるよう、中のプリンを2層式にできるびんを使って恐竜と骨を散りばめたデザインに。

2層の上部には土をイメージしたザクザク食感のクランチを散りばめ、掘り返すとチョコ型の恐竜が出てくるようになっています。
恐竜チョコはティラノサウルス、プテラノドンなど有名なものだけではなく、フクイラプトルなどご当地感のある種類も用意。
また、通販専用の6個箱購入者限定ページで恐竜のぬりえやARフレームで楽しめるように、ただ食べて終わりにしないようにコンテンツを充実させました。
勝山の恐竜博物館等、福井県が恐竜推しで進めているため、福井の新名物になってほしいとの想いを込めています。
福井を代表するブランドへ
永平寺門前という土地柄、限られた観光シーズンで年間売上を構築されていたいのうえ様。
現状打破を目指すなかで、売上を補完するだけではなく、会社の未来を支える大きな柱を作ることができました。

「恐竜発掘プリン」の販売場所は多岐に渡り、南条サービスエリア隣接の道の駅「南えちぜん山海里」、道の駅「恐竜渓谷かつやま」、恐竜博物館前売店の「スーベニアショップ ラプトル」などでも導入が決定。

また、福井新聞社、福井銀行、福邦銀行、READYFORが連携するクラウドファンディングサービス「ミラカナ」でもプロジェクト達成しました。

2021年12月15日には、恐竜好きが楽しめるようなコンテンツが満載のオンラインショッピングサイトをオープン。
各地の催事イベントからも出展の打診をいただき、これまでにない体験型のご当地スイーツとして注目を浴びています。
姉妹ブランドの「永平寺だるまぷりん」とともに福井を代表するブランドを目指し、今後もサポートさせていただきます。
PRODUCER:
Takahide Toyonishi
PLANNER:
Taishi Fujimoto
DESIGNER:
Yoshiko Kawakami
WEB DIRECTOR:
Hisashi Kobayashi
WEB DESIGNER:
Toko Itagaki