水と日本酒、安曇野と京都の運命的な出会い

安曇野ミネラルウォーター 様

mine プロジェクトブランディング

mine プロジェクトブランディング
酒蔵BREWERY
CLIENT安曇野ミネラルウォーター https://amw-sake.com/ https://www.youtube.com/watch?v=7Ng6ffedWyY&feature=youtu.be
PROJECTmine プロジェクトブランディング
SERVICE ブランドコンサルティングブランドデザインパッケージデザイン

水と日本酒、安曇野と京都の運命的な出会い

提案の背景

安曇野ミネラルウォーター様は天然水の販売を主事業とし、高い品質基準でコンビニエンスストアやドラックストアへのペットボトル入りミネラルウォーターを納入するなど、順調に事業を伸長しています。

安曇野の地で生み出される水は、海抜3000メートル級の山々が連なる、荘厳で風光明媚な北アルプスで生み出される水です。幾つもの天然のフィルターでろ過され、約30年の歳月を経た水を、厳しい品質管理のもとボトリングして消費者の手元に届けられます。

この天然の資源は無尽蔵にあるわけではありません。新井社長は、限りある資源を繋いでいくために、水の価値をより高くしていきたいという想いを常々持っていました。

さまざまな選択肢の中で、水の力を活かした重要な日本の伝統文化である日本酒とのコラボレーションが実現しました。

このプロジェクトは、日本酒業界の常識を覆すチャレンジでした。
それは「安曇野の水を使って、京都の酒蔵で日本酒を造る」というもの。

古来から日本酒造りは地産地消が基本。水も設備も現地のものを使うのが当たり前とされてきました。
原材料のほとんどを占める水の味わいによって、造り方も大きく変わります。
安曇野ミネラルウォーター様はもちろん、お酒造りを担当する京都の招德酒造様にとっても挑戦的なプロジェクトとなりました。

提案内容

このチャレンジをどのようにデザインとパッケージで先鋭化するか方針を決めるため、関係者皆様でブランディングのワークショップを約20時間にわたり実施。お酒の質はもちろんのこと、人生を楽しく挑戦する場と捉える、ベンチャースピリッツを持つ女性ビジネスマンに飲んでいただくためのプロダクトとしてデザイン検討を進めました。

結果として生まれたネーミングは「mine(ミネ)」。アルプスの峰、最高峰を目指す新井社長の姿勢、ミネラルウォーターであること、そしてチャレンジを続ける私のパートナー、というさまざな想いがこもったネーミングとなりました。

デザインはシンプルながらも、水と揺らめきと山の稜線を合わせ、自然の荘厳さと水の魅力を感じていただくことを目指しました。

ブランドを体現するメッセージは「SAKE MEETS WATER」。本来つながることのない安曇野の水と、京都の伝統技術が、まるで恋人のように運命的に出会う。取り組みの価値を、海外まで伝えていくことを意識したブランドコンセプトです。

結果

プレ販売時の試飲会当初から、想いを同じくする各業界の著名人からもご紹介いただき、2022年7月より販売スタートとなりました。

商品デザインに込められたストーリーに新井社長の物語が内包されており、商品自体が語り部となり、多くの方に伝わっていくものとなっています。

当面は数量限定販売で購入はオンラインショップと導入飲食店様に限定していますが、飲んでいただいた女性ビジネスマンからは「こんなお酒が欲しかった」「とても飲みやすい」というデザインの印象と一貫した感想をいただき、順調に購入が伸びています。

ポイント

デザイナーを中心としたプロジェクトチーム全員で協力し、新井社長の強い想いを高い解像度で具現化したことが、本プロジェクトのポイントとなります。

水という限りある資源、日本文化や日本酒に対する危機感、設備やコネクションがゼロの状態から事業を伸ばしているご自身の半生などの要素を内包しすべてをデザインに込めたこと、味わいがデザインと一貫性があることにより、消費者に強く伝わるプロダクトとなっています。

商品ブランドを単に一つのデザインとして捉えるのではなく、ネーミング、パッケージ、リーフレットなど一つひとつを新井社長の想いをより強く伝達するためのアイコンとして、関係者メンバーがより深く議論していったことが、クリエイティブの価値を底上げしました。

クレジット

CLIENT
安曇野ミネラルウォーター
PRODUCER
豊西 孝栄
DESIGNER
笠井永充
PLANNER
藤本 大志
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