PRESIDENT BLOG

2020.02.10 ブランディングのこと

始動を一緒にするブランディング

シュンビンのビジネスは、中小企業であるお客様の売上を支援するものです。ですから、ブランディングで仮説を立てるのはもちろん、始動も一緒にしています。多分、ここまでやっている会社はないでしょうね。

なぜ、ここまでするか?それは私の社長としての経験にあると思います。18年前に社長になったときに、衰退企業で、本当になにをやって良いかわかりませんでした。しかし、何かをしないと、会社がもたないというギリギリの状況であることだけはわかりました。

そんな中、武器も何も持たずに、新規開拓し、本当にけんもほろろというか全く効果がでない、そんな中で、自分たちでデザインしたびんを造ればいいのではないかという仮説が生まれました。

それがシュンビンの誕生につながりました。しかし、ここからです。それを実現するのに何をしたら良いか、何を優先順位にしたら良いか?コンサルや、印刷会社やWeb製作会社、色々なところに頼りましたが、本当に親身になってくれるところはなかったです。

結局は、皆、自分のことを考えているなと。物が納品できれば縁がなくなります。私のそのような経験から、本当に親身になって、パートナーのように新規事業のスタートアップを手伝ってくれるところがないのか?という想いが、自分たちがそういう会社になることができないか?という夢が生まれることにつながりました。

まだ、生きるか死ぬかという修羅場の中で、そのような途方もない夢をぼやっとですが思った、それがいつの間にか信念になり、死を賭けてもすべきことになりました。しかし、それはだいぶたってのことです。

今振り返っても、そういうスタートアップのときというのが一番助けてほしいところでした、ですが、実際は、銀行と同じで、ほとんどが、晴れた日に傘を貸そうとするビジネスになっています。それをなんとか、ビジネスとしてできるようにしたい(ビジネスにしないと長続きしないからです)と思い、今ようやく、コンサル、デザイン、資材納品などトータルなビジネスモデルを組んで実現できるようになりました。まだまだ、完成形ではないですが、この方向で大丈夫だと思います。

会社を大きくするだけなら、本当は、もっと楽な道があったと思いますが、私も経験して大変だったので、経営者の苦労を少しでも手伝ってあげたいという想いが、導いてくれたと思います。

ブランディグで仮説を出すだけでなく。スタートアップを一緒に援助できるというのがシュンビンの強みだと思っています。