PRESIDENT BLOG

2019.08.05 シュンビンのこと

全員クリエイティブ

『御社は、クリエイティブワークは何人ぐらいですか?』と聞かれることがあります。

それに対して『全員がクリエイティブです』というと、皆さん驚かれるのですが、それは私がずっと以前からこだわってきたところです。

『全員がクリエイティブで200名の会社にする』とよく言うのですが、そのような会社は稀有だと思います。

そもそも、クリエイティブとは何か?ということがありますが、工場などに従事している要員ではないというのが、一つの見方かなと思います。

10年以上前ですが、自分達でデザインしたびんの販売にパッケージなどのデザインをつけてトータルパッケージの会社になったのですが、そのときに社員から『印刷機を購入して内製化することで収益を上げたらどうか?』という意見がありました。

確かにそれをすると収益は上がるかもしれませんが、それを動かすための苦労とか、ノウハウとか、人材がいるので、経営資源が分散してしまいます。

また、お客様にとっても、弊社に何を求めているか?と考えた時に、クリエイティブな提案というのが我々への期待であったと思うので、それを第一に考えました。

そして、何より、【中小企業の企画部を代行する】というのは自分の理想として、そのときからすでにあったので、それをするための組織として正しいかどうか?と考えて、結果的にはそれはしませんでした。

今となっては当たり前と皆は言うかもしれませんが、そういう決断の集積が今の当たり前をつくっていると思います。

ですから、今でも、一人一人がクリエイティブにお客様の企画部を代行して、あたかもお客様の社員のように才能を発揮できるように今後も成長を促していきたいと思います。