PRESIDENT BLOG

2023.10.16 経営のこと

無限大の責任

公私の区別を明確にする。これはうちのフィロソフィであり、私は厳格にしています。

そういう会社にいる社員の方は、なぜ、他社もそうできないか?と思うのですが、これ、私、できな気持ちわかります。家が商売されている方とかもわかりやすいかもしれません。

まず、起業するとき、だいたい、個人企業からはじまるじゃないですか?投資家から投資されてというのは日本では少ないかなと思います。

それで、そこは、自分のお金総動員です。奥様も手伝ってますし家計と会社のお金を分けることはできません。銀行からお金を借りるときも、全部、社長の個人の保証がいります。

さらに、法人税も利益の40%とか取られるとしたら、税金を少なく納めるなら、会社と家計を一緒に、例えばわかりやすい例でいうと、車を会社で買って、個人でも使うとした方がいいという面もあります。

でも、会社規模が大きくなってきて、徐々に、所有と経営が分離していくということが普通なんだと思います。でも、完全には中々なりません。だって、今まで自分のお金でいれていたものが、あるときから会社のものですからと言われたら奥様とかはたまったものではないはずです。

うちができているのは、一回、会社がつぶれそうになり、そこで全てを見直したとという特殊事情があるからだと思います。だから、禍福は糾える縄の如しというのは本当にそうだと思います。これが、第一段階でしょうかね。

次に、例えば上場とかすると、さらに所有と経営が分離します。非上場である限り、所有と経営の分離は私は難しいと思っています。やはり、借り入れの保証なども社長がしないといけないし、責任と権限が分けれないので結果相続ということにあるというのは、元々、個人企業であったという帰結になると思います。

あと、マインドの問題もありますね。長年、会社で無限責任というか、会社で起こったことは代表の責任としてやってきましたし、そうすると、どうしても自分の会社という執着がでてきます。

実際に稲盛さんも無限大の責任があるよと言われていました。でも、これに執着しすぎると、会社として考えるとうまくいかないこれをどう考えるかですが、私、いつしか会社を子供のようなものと考えるようになるようになりました。

親が子供に自立してほしいと思うように、会社も、自分が死んでからも幸せになってほしい、また、仮に引退しても、子供に不利なことはしないじゃないですか。良くなってほしいと願うだけです。たまにはアドバイスはするかもしれませんが・・

無限大の責任を持ちながら、執着しない。これが一番いい心の持ち方かなと思います。その方が楽でもあります。