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第1回 TAKEO PAPER SHOW ECHIZEN SABAE <br>【 PACKAGING -機能と笑い- 】
COLUMN2025-02-05

第1回 TAKEO PAPER SHOW ECHIZEN SABAE
【 PACKAGING -機能と笑い- 】

シュンビンクリエイティブLAB. コラム

シュンビンクリエイティブLAB. とは 、シュンビン製造チームが新しいクリエイティブへの取り組みやチャレンジを通じて、社会やクライアントへの貢献、そしてシュンビンの技術向上を目指すプロジェクトです。

こんにちは。はじめまして! シュンビン デザイン部のイケハラです。デザイン部のリーダーをやらせてもらいつつまだまだ現場で頑張っている関西人です。 よろしくお願いします。 今回は、記念すべきコラム第一回目 シュンビンクリエイティブLAB. 編。 デザイン部皆でちょっとした旅感覚で行った「TAKEO PAPER SHOW 『PACKAGINGー機能と笑い』越前・鯖江展」の視察体験をお伝えします。

イベント概要

まずはTAKEO PAPER SHOWとはなんぞや?
というところから。
TAKEO PAPER SHOWは、紙の専門商社「株式会社竹尾」が1965年から開催している紙とデザインの最大規模イベントです。
紙の構成要素を細かく分析し、時代の先頭を行くデザイナーとの共活を通じて、その価値を探求し続けています。
詳しくはこちら → https://www.takeopapershow.com/

視察体験の反映。
機能と笑いの可能性を探る。

  • 会場入りの我々。(小雨) 皆で旅をするのも良いもんですね

  • たくさんのパッケージを前に、ワクワクが勝ってあやしい笑顔になっているわたし

展示会場では「機能」と「笑い」の両面を探求するパッケージがずらりと展示されとても見応えがありました。来訪者の人たちも笑顔で、なんだろう?どうなってるんだろう?などなどキラキラした目で見ている方が多かったです。

イラストを見るだけで用途がわかるお醤油のパッケージデザインや、かわいいイラストがひざかけを運んでくれるパッケージデザイン。広々とした会場にたくさんのパッケージデザインが展示してありました。お醤油のパッケージデザインはあたたかなタッチが美味しさを引き出しているのがわかります。ひざかけのパッケージデザインは、かわいいフォルム自体にもこだわりが見られます。それぞれの商品が『デザイン』と一括りにしても文字、イラスト、形状、仕様さまざまな部分で商品らしさ(特徴)を表現しています。デザインとは奥が深く、無限の可能性があることがわかりますね。

素晴らしいアイデアを学ぶ

素敵なパッケージがずらりと並ぶゾーンとは別にピリリと洗練された容器や包装のゾーンもありました。その中で特に私の中で学びになり、良いインプットとなったものを一部ご紹介。

  • 塗紙-NURIKAMI-

  • 開け箱

上記左の写真のものは瓶にあらかじめ紐を仕込み、直接ハケで和紙を塗って 瓶全体を和紙で覆ってしまうというアイデア。 和紙全体がキャンバスになるのも素敵ですし、日本の伝統文化を新しい形で表現することに大きな学びがありました。 (ちなみに紐を縦に引くことで開封するようです。)右側の画像は紙だけで組み上げられた開け箱という名前の作品。エッヂが効いていて洗練されていますが、色使いが鮮やかなので元気をもらえたり、楽しさを感じることができます。

  • 一枚

上記の細やかな切れ目の入った2枚の画像。この包装に関しても大きな学びとなりました。これ、紙1枚を細かくカットしただけのもの! ですがそのカットがとてつもなく繊細なもので感動したアイデア。紙1枚だけでデザイン性もありながらシンプルな包装は良い刺激となります。頭の引き出しに入れておきました笑

そのほかにもさまざまな工夫が凝らしてあるものばかりで一つ一つに学びがありました。

紙だけでも無限の可能性を感じることのできる展示でした!このインプットをシュンビンデザインにも取り入れ、新しいクリエイティブを追求していきます!

余談

展示会場と同じ福井県で同時開催していたRENEWというものづくりイベントにも視察にいきました。福井県鯖江市・越前市・越前町全域で開催されているだけあって近くまで来るとたくさんののぼりが立てられていました!

美しい漆器がたくさん並ぶ。手仕事感じる作品はあたたかみもありますね。

訪問したかったHacoaという施設でどこを回ろうかーと作戦会議しつつのランチ。 旅の最中の美味しいご飯はマスト!

右の画像はHacoaで購入したねこちゃんリング。 木の廃材で作っているそう。廃材でもこんなに素敵な商品を生み出すのがすごいですよね。アイデアとデザインの力を感じます!

と、いろいろとインプットをしながらもメンバーそれぞれで心に刺さった商品を買い、帰路につきました。 行き帰りの車中も会話に花が咲き、こういうのも良いもんですね。新しい刺激をもらうことができます。良い旅でした。
と、少し熱も入っちゃって長くなりました。お楽しみいただけたでしょうか?シュンビンクリエイティブLAB. 第一回目は展示会視察の旅の中でインプットしたことを中心に書かせてもらいました。第二回はアウトプットの部分。シュンビンのクリエイティブをご紹介していければと考えています。 ぜひ、お楽しみに! イケハラでした。ここまでお読みいただきありがとうございました。

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